Doorkeeper

【開催中止】ICTを支える「考え方」シリーズ:S08 論理学の考え方(根拠を説明する技術)(おかげさまで,シリーズ通算46回目!)

2021-02-14(日)12:30 - 17:30 JST

CO-CreationLABO

東京都千代田区平河町1-4-3 平河町伏見ビル 2F

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2,000円 会場払い
doorkeeper 枠(学生の方,女性の方,再受講の方は,半額です.connpassからも,お申込みいただけます.)

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詳細

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策について

本イベントでは,コロナウィルス感染拡大防止のため,ご参加いただく皆様,及び,運営スタッフの皆様に,次のご協力をお願いしております.

1.運営における,三つの密の回避
・会場は,定期的にドアや窓などを開放し,換気いたします.
・人と人との距離を確保します.
・運営スタッフは,常時マスクを着用します.

2.会場消毒
・会場は,毎日1度以上の消毒を実施しております.

3.ご参加いただく皆様へのお願い
・マスク着用と,咳エチケットをお願いします.マスクをご持参ください.
・他者と密接したり,接近して大声で話しかけたりする行為は,お控えくださるようお願いします.
・受付時等,ソーシャルディスタンスの保持に,ご協力をお願いいたします.
・換気のため,空調がきかない場合がありますので,調節のできる服装をしてお越しください.

<次の各項のうち,1つでも該当する場合は,受講をお控え頂きますようお願いいたします.>
・発熱(平熱比 1 度超過)のある方.
・息苦しさ(呼吸困難)のある方.
・強いだるさや,咳・咽頭痛といった症状のある方,
・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触があった,同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる,もしくは,ご自身に感染を疑うべき症状のある方.

<免責事項等>
※イベント公表時点では,以上のように取り決めていますが,今後の状況や,講師の意向等により,中止や延期となる可能性のあること,ご了承ください.
※必要に応じ,講師がマスクを付けたり,講師への配慮により,内容の変更される可能性があります.
※開催後,本イベントに居合わせた方々の中に,新型コロナウイルス等感染者の存在が確認された場合,参加者の皆様の,connpass登録先メールアドレスに,連絡をさせていただくことがあります.

イベント概要

「ICTを支える『考え方』シリーズ」は,どのトピックから参加されてもOK :-) な構成となっていますので,はじめての方も,ぜひご参加ください.
※考え方シリーズには,おかげさまで,これまでに,IT業界の皆様だけではなく,学生の方から,大学教授の方まで,多彩な方々,のべ900名様を超えるご参加をいただいています(ありがとうございます!).2020年中は,コロナ渦により,開催を見合わせ,2021年の予定も危うい可能性がありますが,可能であれば,各トピックを,休日の少人数開催により,リピート予定です.開催のお知らせは,引き続き,eLVイベントページ(Connpass)にて行い,旧eLVイベントページ(Doorkeeper)ご利用の方には,別途ご連絡予定です.

論理学について(根拠を説明する技術)

自分は正しい,という思い込みほど,恐ろしいものはない. - Michael Faraday ( 1791-1867 )
本当に大切なものは,目には見えない. - Antoine de Saint-Exupéry. Le Petit Prince.

説得,提案,アドバイス,批評,判決,診断,計算,予測,恋愛… 結論が正しいと思った時も,結論が間違っていると思った時も,明確な説明をしたいけれど,難しい.そんなあなたに,すべての人に平等で,永遠のルール,それが,論理学の成果です.

論理学(Logic)は,「前提から結論に至る理由」について研究する学問分野.思考の中に,矛盾のない世界を構成するために発見された,ルールの集合であり,他の学問分野すべてを支え,その応用範囲は,世界のすべてです.

一方で,論理のかたちは,とてもシンプルです.論理は,「前提 → 理由 → 結論」というかたちで表現でき,「理由」は,前提を入力として,結論を出力する,関数(推論規則)です.そして,すべての論理(証明)は,関数(推論規則)の合成(関数をつなぎ合わせること)によって構成されます.

近年のIT業界が,関数の合成を論ずる圏論(数学の理論.Category theory.)に目を付け,クラウド,IoT,人工知能などにおける,ビッグデータ処理の理論的保証を得たことと,論理のかたちが合成できることは,偶然の一致ではありません.これも近年,メジャーなプログラミング言語がこぞって採用した,ラムダ抽象(関数型プログラミング言語の基礎)を,論理のかたちとして捉えることができるのも,偶然の一致ではありません.数学ではなく,言語学がご専門のノーム・チョムスキー氏が,計算理論(数学)の形式体系を定義し,数学界に受け入れられたことも,偶然ではありません.人間の都合により,異なるように見える分野のすべては,論理学の領域であり,論理学によって,つなげることができ,新たな発明・発見の源となるのです.論理学的成果の再発見が,IT業界を育てた,といっても過言ではありません.

すべての人に平等な,論理というルールを知ったうえで,証明したいことを証明したり,行動と経験によって得たものを理解したり,説明したりすることが,自分の人生と,周囲の人々の人生を,豊かにしてくれるのではないでしょうか.ファラデーや,星の王子さまのように.



ICTを支える「考え方」シリーズと,勉強会資料について.

知性の真の姿は,知識ではなく,考えを組み立てる力です. - Albert Einstein

「ICTを支える『考え方』シリーズ」のページ では,シリーズ全体の解説,各トピックの解説,過去開催分の勉強会資料,および,参加者の皆様の声をお届けしていますので,ぜひ,ご参照ください.本シリーズでは,過去に開催しましたトピックも含め,同じトピックを複数回開催予定であり,各トピックは,個別にご参加可能です.



内容(予定)

2021年2月14日(日曜)

  1 導入編
    論理のかたち
    AI(人工知能),判決書,アルゴリズム,医学的診断,自然言語と,論理.
    結論ありきの論理,極論,時間的制約,情報の再構築.
    学習目標

  2 基礎編
    論理学の分野と,主な応用.
    形式論理の体系,記号,文法,推論規則,証明と,各具体例.
    非形式論理と,ロジカル・ファラシー.

  3 応用編
    現代数学,ICTと,論理.
    アインシュタイン,ファラデー,チョムスキーと,論理.
    星の王子さまと,論理.

  4 まとめと,主な参考資料等

対象者

  • 正しいと思った時も,間違っていると思った時も,根拠を明確に説明する能力を磨きたい方.
  • 論理学を,体系的に理解し,立案,提案,設計,要件定義,プログラミングや研究等のみならず,今後の人生に役立てたい方.
  • 論理学の成果が,数理,物理,人文,そして,ICT分野の,共通の基礎であることを,具体例と共に,理解したい方.
  • 日本の教育は,もっと論理学に重点を置くべきだ,と常々思いながらも,よい説得材料が見つからない方.
  • 部下の評価項目に,「論理的思考能力」とあるにもかかわらず,「論理的思考能力」とはなにか,明確に説明できる自信のない上司の方.
  • 学生さんも,参加OKです.論理学は,学生さんのうちに,学んだほうが良いと思います :-)
  • 直前でのキャンセルが続く場合,以後のお申込みをお断りすることもございます.何卒ご理解,ご協力のほど,よろしくお願いいたします.


主なキーワード(予定)

論理学(Logic),形式論理(Formal logic),整式(Well-formed formula, wff),構文論(Syntax),意味論(Semantics),命題(Propositions),命題論理(Propositopnal logic, Zeroth-order logic),真理値表(Truth table),論理結合子(Logical connectives),推論規則(Rules of inference),証明(Proof),ラムダ抽象(Lambda abstraction),関数の合成(Function composition),形式体系(Formal System),形式文法(Formal Grammar),自然演繹系(Natural deductive system),妥当性(Validity),トートロジー(Tautology),矛盾(Contradiction),健全性(Soundness),完全性(Completeness),一階述語論理(Predicate logic, First-order logic, Quuantificatioal logic),論説の領域(Domain of discourse),述語(Predicates),量化(Quantification),高階述語論理(Higher-order logic, HOL),演繹(Deductive reasoning),帰納(Inductive reasoning),非形式論理(Informal logic),フォーマル・ファラシー(Formal fallacy),インフォーマル・ファラシー(Informal fallacy),人工知能(Artifitial Intelligence, AI),判決書(Judgement, A decision of a court),医学的診断(Medical diagnosis),Haskell(プログラミング言語),星の王子さま(Le Petit Prince),etc.

開催概要

日時:
  • 2021年2月14日(日曜)12:30-17:30(最長21:00頃まで疑問解消OK!)(12:30開場)
会場:

  CO-CreationLABO
  会場案内はこちら
  Googleマップはこちら

  〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-3平河町伏見ビル2F

  ※ドリンク(有料)あり.ただし,新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止のため,できるかぎり,ご自身でご用意いただけますと幸いです.

  ※初回参加,もしくは,連絡先に変更のある方は,お名刺をご用意いただけると嬉しいです.(利用目的は下記.)

  • eLVオフィシャルサイト,またイベント告知サイトなどへの掲載目的として,勉強会,交流会風景の撮影を行わせて頂くことがあります.掲載へ不都合が御座います方は,恐れ入りますが運営スタッフまでお申し出下さい.
  • 次の目的で,ご参加のみなさまに関する個人情報を,いただいたお名刺より収集いたします.

    「eLVイベント情報配信」「ニュースレターの配信」「イベント・サービス企画のための調査・分析 」この他,収集目的がある場合は,収集時に通知いたします.

Time テーブル:
時間 内容
12:30 - 13:00 受付
13:00 - 13:05 主催者挨拶
13:05 - 17:00 本編(随時休憩 :-) )
17:00 - 17:30 ディスカッション&雑談タイム:21:00頃まで疑問解消OK!.


参加者の皆様の声(S08 過去開催分のアンケートより)

「論理学がこんなに広い範囲のものだとは知らなかった.世界が広がった.」 「あいまいな事が言語化されて,とても価値があったと思う.」 「要件定義における論理構成をもっと探究してみたいと思いました.」 「ICTと所々で紐付けて頂いたのがよかった.」 「理論やベースとなる考え方が網羅されているように感じました.」 「仕事・生活の基礎となる考え方が学べるのでおもしろい.」 「(新たな発見が十分あった)こんなに知らない,わからないんだと,我ながら驚きました.」 「数学,圏論についてより深く知りたい.」 「もともと文系(外国語)で,数学も好きですが,『整式』のように記号が大量に並んでいると避けてしまっていたので,今後は記号の意味を調べつつ,頭をつかって考えてみようと思います.」 「(資料が)かなりまとまっていたので,改めて見直したい.」 「(資料がよかった)スライドの色使いが美しかった.」 「(資料がよかった)色わけがわかりやすいです.」 「(資料がよかった)あとでふり返ることができる.」 「(資料がとてもよかった)前回よりパワーアップされていると思いました.」 「資料を後で見直したいです.」 「(論理数理における)"自然"の意味をさらに詳しく理解したい.」 「(体系の)健全性と完全性について,さらに詳しく探究したい.」 「双対圏について,さらに詳しく探究したい.」 「データ群から振る舞い検知する時(論理学の応用を意識しています.)」 「(考え方シリーズを)全体的に復習したいですね.」 「ディスカッションタイムとか,演習とかあってもいいかも.時間的には厳しいですが.」 「説明やまとめ方がとてもよかった.時間とボリュームのバランスが絶妙.」 「具体例をもうすこし多めにいただけるとありがたい.後半はわかりやすかった.」 「(S08は)2回目でしたが,十分発見がありました.」 「まずは本日の内容の復習からはじめます.」 「大変勉強になりました.どうもありがとうございました.」 「コーヒーごちそうさまでした.」 「初参加でした.またタイミングが合えば参加したいと思います.ありがとうございました.」 「毎回興味深い勉強会,ありがとうございます.」 「(今後扱うトピックについて)自動化に伴う倫理と法律(日常生活的な視点で)に興味があります.」 「『前提』の一致が大切,という発見があった.」 「基本的な考え方は理解できたと思うので,それを身に付ける方策を学びたい.」 「今回初めて勉強会に参加しました.かなり難しい部分もありましたが,考え方を広める点で大変有意義でした.」 「考え方を一度たたきこめば応用がきくのだなと思いました.1日で追いつくのは大変でしたが,生きる上での希望を得ました.」 「資料がとてもよかった.かわいい.」 「Haskellだけの講義もあっても良いと思うのですが,いかがでしょうか.」 「仕事に生かせそうです.ありがとうございました.」 「もともと1回でわかるとは思ってなかったので,わからない部分も多々ありましたが,そんなものかなーと…自分なりにゆっくり解釈してリベンジします!」

考え方シリーズの企画・制作及び講師

株式会社 CRE-CO 戸﨑 貴裕(とさき たかひろ)

マイクロソフト株式会社,日系IT企業2社,ベンチャー企業などで,ソフトウェアアーキテクト,開発コンサルタント,開発エバンジェリストなどの職種を経た後,株式会社CRE-COの主催する,eLV勉強会向けに,シリーズものの勉強会を提案.その第1弾として,2016年より,「ICTを支える『考え方』シリーズ」を,企画・制作しています.これまで,考え方シリーズにご参加いただきました,900名を超える皆様,ありがとうございます.今後ともコンテンツの充実を図ってまいりますので,ご関心をいただけましたら幸いです.



勉強会資料のご利用について

本シリーズ資料の商用利用を禁じます.商用利用以外の目的における配布は,無断で内容に変更を加えない限り,形態を問わず自由ですが,本シリーズ資料の全部または一部を転記する場合には,転記の形態を問わず,下記著作権表示とともに,本資料が出典であることを明記してください.

ICT を支える「考え方」シリーズ ©2016-2020 Takahiro Tosaki and CRE-CO, Inc. All Rights Reserved.

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※ICTを支える「考え方」シリーズのページ
http://www.elv.tokyo/mindsets/

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