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【eLV勉強会】ICTを支える「考え方」シリーズ:S01 数学の考え方(圏論編)

2016-05-16(月)19:00 - 21:30 JST

CO-CreationLABO

東京都千代田区平河町1-4-3 平河町伏見ビル 2F

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参加費無料
知性の真の姿は、知識ではなく、考えを組み立てる力です。 - Albert Einstein

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【2016年10月追記】ICTを支える「考え方」シリーズのページ(http://www.elv.tokyo/mindsets)ができました!シリーズの概要、各トピックの解説と最新資料(PDF版)、ならびに、参加者の皆様の声をお届けしていますので、ぜひご覧ください。【2016年10月追記 ここまで】

ICTに携わるプロとして、ゆるぎない基礎固めをはじめましょう!(学生さんも参加OK!)
ICTを支える「考え方」シリーズ: S01 数学の考え方(圏論編)

みなさま、こんにちは。

今回は、eLVの企画会社であるCRE-COがお送りする新シリーズ、「ICTを支える『考え方』シリーズ」から、シリーズ01「数学の考え方(圏論編)」です。同じトピックを複数回開催予定ですので、今回ご予定の合わない方は、次回の告知チェックをお願いいたします。また、今後予定の各トピック(下記)は、個別に参加可能です。プログラミング勉強部屋でのフォローも予定していますので、あわせてご参加ください。

ICTを支える「考え方」シリーズとは?

知性の真の姿は、知識ではなく、考えを組み立てる力です。 - Albert Einstein

ICT業界のプロにとって、知らなくてもいい知識分野はありません。ICTに全く応用できない知識分野は、まずないからです。とはいえ、全てを知ることは、一生かけてもかないませんし、人の認知能力、記憶力には、限界があります。

それでも、ICTに幅広く応用可能な、知識の習得方法は存在します。各分野の専門家とICTとのコラボによって、パターン化され、実証されてきた、この分野ではこう考えるのが基本という、「考え方」を身につけることです。

無数の技術、製品やソリューションの表面だけを追いかけると疲れてしまいますが、その根底にある「考え方」を身につけると、複雑なICTの世界がシンプルにまとまり、未知や変化に対応する力が生まれ、関連の無いと思っていた知識が繋がり、新たな価値を見出すことさえあるでしょう。

本シリーズは、専門分野の枠を超え、特にICTへの応用範囲の広い知識分野から、基本(重要)とされる「考え方」と、シンプルな応用例を厳選し、トピック別に参加可能な形で、無限の応用のきっかけとなる、「考えを組み立てる力」を、お持ち帰りいただくシリーズです。

シリーズ予定
image
*各トピックは、複数回開催予定です。また、開催順や内容が変更になる可能性があります。


■ 日時:2016年5月16日(月曜)19:00-21:30(18:30開場)
■ 定員:30名
■ 会場:CO-CreationLABO
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-3平河町伏見ビル2F
参加費:無料 ※受付時にお名刺を1枚ご用意願います。

圏論とは

次世代コンピュータは、集合論ではなく、むしろ圏論に立脚すると見てまず間違いないだろう。そして、そうと意識するかどうかによらず、圏は我々の日常生活にも入り込んでくるだろう。 - Edward Frenkel (1968- ), Love & Math (2013), 「数学の大統一に挑む」 青木 薫 訳

圏論(Category Theory)とは、数学のさまざまな分野の対象を、矢印(→)の図で示すことによって、統合し、単純化できる、という考え方から発展した、シンプルかつ強力な数学の理論です。

ICT分野においては、圏論の矢印を関数と捉えられることから、当初は関数型プログラミングをはじめとした領域で応用されましたが、今世紀に入り、クラウド、ビッグデータ、IoTの時代において、複雑な要求の単純化と、平行性(Concurrency)の確保に不可欠な「考え方」となり、具体的には、ラムダ抽象、矢印とその合成・分解・反転、クロージャー、ファンクター、モノイド、モナド、遅延評価、参照透過性、不変値、No Side Effect などの「考え方」が、クラウドサービス、プログラミング言語、データ処理設計等、様々な領域で、Googleを筆頭とする、数々の成功例を生み出しており、今後、コンピューティングの基礎を支える理論とされています。

対象

  • 主に、プログラマ(言語不問)、ソフトウェア・アーキテクト、データ処理設計・分析に関わる方、もしくは、これらのプロを目指す方。
  • 圏論の考え方について、興味があるけれども、学ぶきっかけの無い方。
  • C++、C#、Javaといったオブジェクト指向プログラミング言語に、近年次々と導入されている、ラムダ(匿名関数)を核とした変化や、Google MapReduce処理の基礎となる考え方など、ICT業界における、圏論の影響を知りたい方。
  • ラムダ、マップ、クロージャー、モノイド、ファンクター、モナド、平行性(Concurrency)、MapReduce、参照透過性、不変値、遅延評価、No Side Effect、といったキーワードについて、まとまった理解をしたい方。
  • 関数型プログラミング言語初心者の方(デモにHaskellとF#を使用予定です。言語の勉強会ではありませんが、関数型プログラミング言語の理解に役立つ、基礎知識になります。)。
  • 学生の方も参加OKです。
  • 都合が悪くなった場合、必ず早めにキャンセルをしていただける方(eLVでは毎回、定員を上回り多数のキャンセル待ちの方にご登録頂いております。できる限り同じ志を持った方々の機会損失を極限し、参加可能な方にとって有益な機会としたい!との理由に基づきます。直前でのキャンセルが続く場合、以後のお申込みをお断りすることもございますので、何卒ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。)

内容(予定)

1 導入編
  圏論とは
  圏論の「考え方」、初めの一歩
  学習目標
  圏論の「考え方」が重要になった、ICT的背景
  応用例としてのMapReduceの考え方
2 基本編
  集合(Set)、群(Group)、圏(Category)、ラムダ抽象と、プログラミング言語との関係
  PPT資料と、Excel、Haskell、F#、C#、Java等を使用したデモとともに、参加者の皆様にも思考していただき、圏論の考え方を体感する試みです。
  上記言語の知識は必要ありません。
3 応用編
  ファンクター、モナド、LINQと、圏論の応用としての考え方。
4 ディスカッション

キーワード

集合(Set)、群(Group)、圏(Category)、マップ(射)、ドメイン、コドメイン、ラムダ抽象、エンドウマップ、アイデンティティマップ、合成マップ、アイデンティティ規則、アソシエイティヴ規則、モノイド、アイデンティティ要素、ファンクター、モナド、不変値、参照透過性、遅延評価、No Side Effect、LINQ、MapReduce、平行性(Concurrency)、etc.

Timeスケジュール(仮)

時間 内容
18:30 開場
19:00 - 20:40 本編(PPT+デモ+皆さんも考えましょう形式)
20:40 - 20:50 休憩 & アンケート記入
20:50 - 21:30 ディスカッション& 交流会
※交流会参加者は¥300いただきます。

ロゴ画像

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http://www.elv.tokyo/

過去の勉強会動画が以下URLからご覧いただけます。
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