東京都千代田区平河町1-4-3 平河町伏見ビル 2F
【2016年10月追記】ICTを支える「考え方」シリーズのページ(http://www.elv.tokyo/mindsets)ができました!シリーズの概要、各トピックの解説と最新資料(PDF版)、ならびに、参加者の皆様の声をお届けしていますので、ぜひご覧ください。【2016年10月追記 ここまで】
おかげさまで、当ICTを支える「考え方」シリーズの5月16日開催のS01 数学の考え方(圏論編)が多数の応募をいただきキャンセル待ちとなりましたので、同じ内容で18日にも実施することになりました!!
ICTに携わるプロとして、ゆるぎない基礎固めをはじめましょう!(学生さんも参加OK!)
ICTを支える「考え方」シリーズ: S01 数学の考え方(圏論編)
みなさま、こんにちは。
今回は、eLVの企画会社であるCRE-COがお送りする新シリーズ、「ICTを支える『考え方』シリーズ」から、シリーズ01「数学の考え方(圏論編)」です。同じトピックを複数回開催予定ですので、今回ご予定の合わない方は、次回の告知チェックをお願いいたします。また、今後予定の各トピック(下記)は、個別に参加可能です。プログラミング勉強部屋でのフォローも予定していますので、あわせてご参加ください。
知性の真の姿は、知識ではなく、考えを組み立てる力です。 - Albert Einstein
ICT業界のプロにとって、知らなくてもいい知識分野はありません。ICTに全く応用できない知識分野は、まずないからです。とはいえ、全てを知ることは、一生かけてもかないませんし、人の認知能力、記憶力には、限界があります。
それでも、ICTに幅広く応用可能な、知識の習得方法は存在します。各分野の専門家とICTとのコラボによって、パターン化され、実証されてきた、この分野ではこう考えるのが基本という、「考え方」を身につけることです。
無数の技術、製品やソリューションの表面だけを追いかけると疲れてしまいますが、その根底にある「考え方」を身につけると、複雑なICTの世界がシンプルにまとまり、未知や変化に対応する力が生まれ、関連の無いと思っていた知識が繋がり、新たな価値を見出すことさえあるでしょう。
本シリーズは、専門分野の枠を超え、特にICTへの応用範囲の広い知識分野から、基本(重要)とされる「考え方」と、シンプルな応用例を厳選し、トピック別に参加可能な形で、無限の応用のきっかけとなる、「考えを組み立てる力」を、お持ち帰りいただくシリーズです。
シリーズ予定
*各トピックは、複数回開催予定です。また、開催順や内容が変更になる可能性があります。
■ 日時:2016年5月18日(水曜)19:00-21:30(18:30開場)
■ 定員:20名
■ 会場:CO-CreationLABO
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-3平河町伏見ビル2F
参加費:無料 ※受付時にお名刺を1枚ご用意願います。
次世代コンピュータは、集合論ではなく、むしろ圏論に立脚すると見てまず間違いないだろう。そして、そうと意識するかどうかによらず、圏は我々の日常生活にも入り込んでくるだろう。 - Edward Frenkel (1968- ), Love & Math (2013), 「数学の大統一に挑む」 青木 薫 訳
圏論(Category Theory)とは、数学のさまざまな分野の対象を、矢印(→)の図で示すことによって、統合し、単純化できる、という考え方から発展した、シンプルかつ強力な数学の理論です。
ICT分野においては、圏論の矢印を関数と捉えられることから、当初は関数型プログラミングをはじめとした領域で応用されましたが、今世紀に入り、クラウド、ビッグデータ、IoTの時代において、複雑な要求の単純化と、平行性(Concurrency)の確保に不可欠な「考え方」となり、具体的には、ラムダ抽象、矢印とその合成・分解・反転、クロージャー、ファンクター、モノイド、モナド、遅延評価、参照透過性、不変値、No Side Effect などの「考え方」が、クラウドサービス、プログラミング言語、データ処理設計等、様々な領域で、Googleを筆頭とする、数々の成功例を生み出しており、今後、コンピューティングの基礎を支える理論とされています。
1 導入編
圏論とは
圏論の「考え方」、初めの一歩
学習目標
圏論の「考え方」が重要になった、ICT的背景
応用例としてのMapReduceの考え方
2 基本編
集合(Set)、群(Group)、圏(Category)、ラムダ抽象と、プログラミング言語との関係
PPT資料と、Excel、Haskell、F#、C#、Java等を使用したデモとともに、参加者の皆様にも思考していただき、圏論の考え方を体感する試みです。
上記言語の知識は必要ありません。
3 応用編
ファンクター、モナド、LINQと、圏論の応用としての考え方。
4 ディスカッション
集合(Set)、群(Group)、圏(Category)、マップ(射)、ドメイン、コドメイン、ラムダ抽象、エンドウマップ、アイデンティティマップ、合成マップ、アイデンティティ規則、アソシエイティヴ規則、モノイド、アイデンティティ要素、ファンクター、モナド、不変値、参照透過性、遅延評価、No Side Effect、LINQ、MapReduce、平行性(Concurrency)、etc.
時間 | 内容 |
---|---|
18:30 | 開場 |
19:00 - 20:40 | 本編(PPT+デモ+皆さんも考えましょう形式) |
20:40 - 20:50 | 休憩 & アンケート記入 |
20:50 - 21:30 | ディスカッション& 交流会 ※交流会参加者は¥300いただきます。 |
eLVはスキルアップに資する誰でも参加可能なコミュニティです。
http://www.elv.tokyo/
過去の勉強会動画が以下URLからご覧いただけます。
http://www.elv.tokyo/studyshare
~ITエンジニアコミュニティ~ eLVのご紹介 ■eLV勉強会 講義型(セミナーやハンズオン形式)の勉強会です! https://goo.gl/h5wF9i ■Hacker’s Free Space メンターのいる、もくもく勉強部屋です! https://goo.gl/ETF5C8 ■Co-Creation BAR ICT関係者の"タマリバ!! https://goo.g...
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