東京都千代田区平河町1-4-3 平河町伏見ビル 2F
※「ICTを支える『考え方』シリーズ」は,どのトピックから参加されてもOK :-) な構成となっていますので,はじめての方も,ぜひご参加ください.
※考え方シリーズには,おかげさまで,これまでに,IT業界の皆様だけではなく,学生の方から,大学名誉教授の方まで,多彩な方々,のべ800名様を超えるご参加をいただき(ありがとうございます!),おかげさまで,シリーズの全体像に近いコンテンツを揃えることができました.そのためか,全トピックのつながりを再確認したい,といったご要望もあり,より探究を深めていただくため,また,これまで無理をしてご参加いただいていた,遠方の方々のご負担を少しでも軽減するため,2019年より,各トピックを,休日の少人数開催により,リピート予定です.開催のお知らせは,現在,eLVイベントページ(Connpass)にて行っておりますが,こちらの旧eLVイベントページ(Doorkeeper)でも,時々,ご案内させていただきます.
説得,提案,アドバイス,批評,判決,診断,計算,予測,恋愛… 結論が正しいと思った時も,結論が間違っていると思った時も,明確な説明をしたいけれど,難しい.そんなあなたに,すべての人に平等で,永遠のルール,それが,論理学の成果です.
論理学(Logic)は,「前提から結論に至る理由」について研究する学問分野.思考の中に,矛盾のない世界を構成するために発見された,ルールの集合であり,他の学問分野すべてを支え,その応用範囲は,世界のすべてです.
一方で,論理のかたちは,とてもシンプルです.論理は,「前提 → 理由 → 結論」というかたちで表現でき,「理由」は,前提を入力として,結論を出力する,関数(推論規則)です.そして,すべての論理(証明)は,関数(推論規則)の合成(関数をつなぎ合わせること)によって構成されます.
近年のIT業界が,関数の合成を論ずる圏論(数学の理論.Category theory.)に目を付け,クラウド,IoT,人工知能などにおける,ビッグデータ処理の理論的保証を得たことと,論理のかたちが合成できることは,偶然の一致ではありません.これも近年,メジャーなプログラミング言語がこぞって採用した,ラムダ抽象(関数型プログラミング言語の基礎)を,論理のかたちとして捉えることができるのも,偶然の一致ではありません.数学ではなく,言語学がご専門のノーム・チョムスキー氏が,計算理論(数学)の形式体系を定義し,数学界に受け入れられたことも,偶然ではありません.人間の都合により,異なるように見える分野のすべては,論理学の領域であり,論理学によって,つなげることができ,新たな発明・発見の源となるのです.論理学的成果の再発見が,IT業界を育てた,といっても過言ではありません.
すべての人に平等な,論理というルールを知ったうえで,証明したいことを証明したり,行動と経験によって得たものを理解したり,説明したりすることが,自分の人生と,周囲の人々の人生を,豊かにしてくれるのではないでしょうか.ファラデーや,星の王子さまのように.
「ICTを支える『考え方』シリーズ」のページ では,シリーズ全体の解説,各トピックの解説,過去開催分の勉強会資料,および,参加者の皆様の声をお届けしていますので,ぜひ,ご参照ください.本シリーズでは,過去に開催しましたトピックも含め,同じトピックを複数回開催予定であり,各トピックは,個別にご参加可能です.
1 導入編
論理のかたち
AI(人工知能),判決書,アルゴリズム,医学的診断,自然言語と,論理.
結論ありきの論理,極論,時間的制約,情報の再構築.
学習目標
2 基礎編
論理学の分野と,主な応用.
形式論理の体系,記号,文法,推論規則,証明と,各具体例.
非形式論理と,ロジカル・ファラシー.
3 応用編
現代数学,ICTと,論理.
アインシュタイン,ファラデー,チョムスキーと,論理.
星の王子さまと,論理.
4 まとめと,主な参考資料等
論理学(Logic),形式論理(Formal logic),整式(Well-formed formula, wff),構文論(Syntax),意味論(Semantics),命題(Propositions),命題論理(Propositopnal logic, Zeroth-order logic),真理値表(Truth table),論理結合子(Logical connectives),推論規則(Rules of inference),証明(Proof),ラムダ抽象(Lambda abstraction),関数の合成(Function composition),形式体系(Formal System),形式文法(Formal Grammar),自然演繹系(Natural deductive system),妥当性(Validity),トートロジー(Tautology),矛盾(Contradiction),健全性(Soundness),完全性(Completeness),一階述語論理(Predicate logic, First-order logic, Quuantificatioal logic),論説の領域(Domain of discourse),述語(Predicates),量化(Quantification),高階述語論理(Higher-order logic, HOL),演繹(Deductive reasoning),帰納(Inductive reasoning),非形式論理(Informal logic),フォーマル・ファラシー(Formal fallacy),インフォーマル・ファラシー(Informal fallacy),人工知能(Artifitial Intelligence, AI),判決書(Judgement, A decision of a court),医学的診断(Medical diagnosis),Haskell(プログラミング言語),星の王子さま(Le Petit Prince),etc.
CO-CreationLABO
会場案内はこちら
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〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-3平河町伏見ビル2F
※コーヒー&スナック無料.その他ドリンク(有料)あり.
※初回参加,もしくは,連絡先に変更のある方は,お名刺をご用意いただけると嬉しいです.(利用目的は下記.)
- eLVオフィシャルサイト,またイベント告知サイトなどへの掲載目的として,勉強会,交流会風景の撮影を行わせて頂くことがあります.掲載へ不都合が御座います方は,恐れ入りますが運営スタッフまでお申し出下さい.
- 次の目的で,ご参加のみなさまに関する個人情報を,いただいたお名刺より収集いたします.
「eLVイベント情報配信」「ニュースレターの配信」「イベント・サービス企画のための調査・分析 」この他,収集目的がある場合は,収集時に通知いたします.
時間 | 内容 |
---|---|
12:00 - 12:30 | 受付 |
12:30 - 12:35 | 主催者挨拶 |
12:35 - 17:00 | 本編(随時休憩 :-) ) |
17:00 - 17:30 | ディスカッション&雑談タイム:19:00頃まで疑問解消OK! コーヒー&スナック無料. |
マイクロソフト株式会社,日系IT企業2社,ベンチャー企業などで,ソフトウェアアーキテクト,開発コンサルタント,開発エバンジェリストなどの職種を経た後,株式会社CRE-COの主催する,eLV勉強会向けに,シリーズものの勉強会を提案.その第1弾として,2016年より,「ICTを支える『考え方』シリーズ」を,企画・制作しています.これまで,考え方シリーズにご参加いただきました,800名を超える皆様,ありがとうございます.今後ともコンテンツの充実を図ってまいりますので,ご関心をいただけましたら幸いです.
eLVはスキルアップに資する誰でも参加可能なコミュニティです.
※ICTを支える「考え方」シリーズのページ
http://www.elv.tokyo/mindsets/
※他のイベントはこちらからチェック下さい.
https://elv.connpass.com/
※メンターのいる勉強部屋情報はこちらからご覧いただけます.
http://hfs.connpass.com/
※Co-Creation BAR(ICT関係者の集うBAR)のイベントはこちらからチェック下さい.
https://elv-ccb.connpass.com/
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